2種類の水差し(出来上がり)
前話の続きです。
こちらは、丸いJugを釉薬焼成したもの。マットな質感の渋めの釉薬の組み合わせを試してみました。

渋い茶色なんですが、パッと見た瞬間は、渋い金色のようにも見えます。取手の付け根など、釉薬が溜まった部分は明るい緑色になって、良いハイライトになりました。

こちらは、シュッとしたデザインのJug。指跡を残したトップの部分は、鉄色の線が綺麗に出ました。

こちらのJugには、明るめのマットな釉薬を試しましたが、ボトム部の釉薬が多く乗った所は、光沢のある紫がかったブルーに焼き上がりました。ボソボソした質感とこのブルーを映したくて、窓の近くで写真を撮ってみましたが(最下図)、なかなか難しい…。
出来上がった二つを比べると、二番目のJugがより私の好みかなと思いました。早速、ポトスを生けるのに使おうと思います。一番目のJugの地味めなグリーン+ブラウンの釉薬も渋くて素敵なのですが、丸みを帯びたフォルムには似合わないのかもしれません。
2種類の水差し

余った各種粘土を混ぜて作ったリサイクル粘土で、水差し(Jug)を作ってみました。
同じ重さの粘土で違うスタイルのJugを作り、好みのデザインを試行錯誤しています。
左のものは、グッと上の方をカットして、注ぎ口が目立つデザインにしました。全体的にマルっぽく仕上げました。
右のものは、よくある典型的なJug。上の部分に若干ですが指跡を残してみました。釉薬でその差がどのように反映されるか楽しみです。
レモンジューサー(2)


レモンを実際に搾る部分にはワックスを塗って釉薬はかけずに仕上げました。それに合わせて縁の部分も釉薬無しで、charcoal粘土の地肌を出しました。釉薬が明るいけど、柔らかい緑に仕上がったので、あまり無骨過ぎない感じに収まって良かった😊。実際にレモンを搾ってみましたが、機能性も大丈夫👌
レモンジューサー(1)

charcoalという粘土を使って、二つのボウル(大と小)をロクロでひいた後に、2個をくっつけてレモンジューサーに成形しました。角が立っているので、なんだか男性的なデザインになってしまったのは、意図的では無いのですが😞。次回は一体のオブジェクトとしてロクロでひいてみようと思います。
はじめまして

はじめまして、ふゆのです。今回はブログを訪問して頂きありがとうございます。
ろくろを初めて使ったのは、2011年でした。その当時はアメリカ中西部の大学町に暮らしており、地元のコミュニティーセンターにある小さなセラミックスタジオで習ったのを覚えています。残念ながら2〜3年でそのスタジオを辞め、仕事や家族の用事に専念して長い時間が経ちました。最近、自分の時間を持てる年齢になり、やっと趣味の陶芸を再開することができました。
自然の風景を鑑賞するのが好きで、その景色を陶芸で部分的にでも再現できたらなと思いつつ、粘土に向かっています。
私は日本で陶芸を学ぶ機会に恵まれなかった為、陶芸の常識や専門用語など全く知らず、西洋の手法しか学んでおりません。そんな未熟者ですが、どうぞ宜しくお願いします。